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細胞培養の自動化をさらに一歩先へ──空気清浄度を分離した高効率な培養装置「6376 日機装」
リード(要約)日機装が開発した新しい細胞培養装置は、培地交換や搬送を担うロボットをそれぞれ異なる空気清浄度の環境に分けて配置することで、衛生管理と作業効率の両立を実現する。再生医療や創薬などの分野で、自動化によるスループット向上が求めら... -
入手困難な「重希土類元素」を製品に近い形で再資源化 [4063信越化学工業]
リード信越化学工業が開発した新たなリサイクル技術は、電気自動車や省エネ家電の心臓部である希土類磁石の中でも、とりわけ高価で入手難の「重希土類元素」を、製品に近い形で再資源化できる。素材コストと環境負荷を同時に下げる本技術は、脱炭素・資源... -
中国のレアアース規制~代替技術に脚光~
関連銘柄解説4月に始まった中国のレアアース(希土類)輸出規制の影響が自動車生産に波及した。レアアースは自動車のモーター向け磁石などに使われている重用資源である。 ①信越化学工業(4063)特開2023-010291(有効)電気自動車やハードディスクなど... -
EVモーター用磁石、性能と資源効率を両立─「高保磁×高角型比」技術(5471大同特殊鋼)
リード(要約):大同特殊鋼は、電気自動車(EV)などに搭載される高性能モーター用の永久磁石において、「高い保磁力」と「角型比の低下を抑制する」両立技術を開発した。限られた希少資源の有効活用と高性能モーターの安定供給を両立できるこの製造方法... -
“落ち着きのある金属光沢塗装”——車両デザインに新たな質感(日本ペイント 4612)
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温度変化に強い遠心ファン開発――振動・騒音リスクを低減
リード:マブチモーターは、温度変化によるファンの変形を抑え、振動や騒音を防ぐ新構造の遠心ファンを開発した。異なる素材を組み合わせ、接着部の位置と構造に工夫を施すことで、モーターの静粛性や耐久性を大幅に向上させる。 本文: 自動車や電化製品... -
EUV露光に耐えるカーボンナノチューブ膜──次世代半導体製造を支える「見えない守護者」
リードリンテックが開発した新たなペリクル膜は、カーボンナノチューブを用いた多孔質構造により、極端紫外線(EUV)を高い均一性で透過する。半導体の微細化が進む中、製造工程の安定性を担保する技術として注目される。透過率のばらつきを抑える測定手法...
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